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孫娘みーちゃんとの日々
第16章 みーちゃんグリズリィを叱る
久方ぶりに病院に到着してエレベーターに乗ると、一緒になった点滴棒を持った入院患者がみーちゃんを見るとクスッと笑った。何だとみーちゃんは思ったが知らんぷりしていた。手にはお花を持っているみーちゃんのために到着して開いたエレベーターのドアを押さえてくれた。みーちゃんは患者さんにドアを押さえて貰って恐縮と頭を下げて患者が外に出るまで待っていた。そうすると、ナースセンターの看護師さんの手がおいでおいでをしていた。
何だろうと行くと、グリズリィは病室を変更になったとのことであった。個室から4人部屋で513号とのことであった。
そこで、「はい分かりました」と言ってにっこり笑ったが看護師さんの顔は強張ったままでした。
病室に入る前にノックをしてスライドドア―をごろごろと開けると病室内はベッドの周りが全てカーテンで閉められていた。ゆっくりと見渡して進むと一番奥の窓際がところだけ開いていてマミーの姿が見えた。
「今日はみーです」と小さく声を掛けると、
「あっ、みーちゃん。来てくれたのね」とマミーがベッドから通路に出てきた。
代わりにみーちゃんがベッドの傍に進むと、グリズリィは音を立てずに泣いていた。
「グリズリィ、みーちゃん来たぞ。・・・ちゃんとリハビリやってる」
「みー、みー、みーちゃん・・・俺もうだめかも」
「何がだめなの?・・・いってみなよ」とこれは重症だなーとみーちゃん。
「看護師さんに嫌われて・・・、おれ何もしてないのに犯人にされているんだー」
「だ、誰も信じてくれないのだよ、みーちゃん」と続けた。
「話してみなよ。聞いてるからさー、グリズリィ」
何だろうと行くと、グリズリィは病室を変更になったとのことであった。個室から4人部屋で513号とのことであった。
そこで、「はい分かりました」と言ってにっこり笑ったが看護師さんの顔は強張ったままでした。
病室に入る前にノックをしてスライドドア―をごろごろと開けると病室内はベッドの周りが全てカーテンで閉められていた。ゆっくりと見渡して進むと一番奥の窓際がところだけ開いていてマミーの姿が見えた。
「今日はみーです」と小さく声を掛けると、
「あっ、みーちゃん。来てくれたのね」とマミーがベッドから通路に出てきた。
代わりにみーちゃんがベッドの傍に進むと、グリズリィは音を立てずに泣いていた。
「グリズリィ、みーちゃん来たぞ。・・・ちゃんとリハビリやってる」
「みー、みー、みーちゃん・・・俺もうだめかも」
「何がだめなの?・・・いってみなよ」とこれは重症だなーとみーちゃん。
「看護師さんに嫌われて・・・、おれ何もしてないのに犯人にされているんだー」
「だ、誰も信じてくれないのだよ、みーちゃん」と続けた。
「話してみなよ。聞いてるからさー、グリズリィ」