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ムッツリ最高
第14章 旅2 部屋
鈴音・・・舐めて・・・
私は彼の足元に跪く。
あ・・・
彼は黒いチノパンだったので気づかなかったけれど、近くで見ると、そのズボンは、外までシミを作っていた。
私は、ズボンのベルトを外し、ズボンを足元までを下ろした。
今日の彼は、ボーダー柄のコットンのTシャツに、夏用の薄手の濃紺のジャケット。
そんな彼が、上着も脱がず、ズボンだけ足元に落としている姿は、情けなく、でも、それが私の欲望を刺激する。
トランクスに張り付いた彼の陰茎の形をじっと見つめる。
恥ずかしいね・・・こんなに我慢汁垂らしてる・・・。車の中で、鈴音のいやらしい匂いを嗅いでたら、こんなになったんだよ?
私は、彼がそれほど欲情してくれたことが嬉しくて、その濡れて張り付いた部分に手を当て、優しく撫ぜた。
うっ・・・
彼が腰を引く。
そのタイミングで、グッとトランクスを下ろした。
彼のペニスが自由を喜ぶように飛び出す。
私はそれをただじっと眺めてしまう。長くて、しなやかで、私には愛おしいもの・・・。
そんな私に焦れたように、彼が少し掠れた声でもう一度、言う。
鈴音・・・舐めて・・・
そんなふうに、縋るような彼が急に可愛くなり、私は少し焦らしたくなっていた。
そっと、彼の竿を握る。
そして、彼の瞳を見つめてみる。
彼は、困ったような顔で私を見ている。