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ムッツリ最高
第4章 この先へ
その日は土曜日だった。仕事もない私は、昼間からシャワーを浴びた。
下着にも、全て、自分の好きなバニラ系の匂いをつけて。
服は、どうしたらいいんだろう??
頭の中を、男の人に乱暴に下着をむしり取られる自分の姿がよぎる。
3度、着替えてしまった。
1度目は、胸元やスカートの丈が、浅ましいほどの露出に思えて。
もう一回は、あまりにもお堅い女に見えて、頭の中のいやらしい妄想との違いに白々しくなって。
結局、着た服は、黒のカシュクールワンピース。海外ブランドらしい首元のVホルダーや膝丈の長さがちょうどいい。
私は、約束の一時間前に、指定のバーに着いてしまった、まだ開店すぐのバーには、誰もいなくて、客は私一人だ。
カウンターの一番端に座る。
マティーニを・・。
少し強いお酒を飲んでみたら、この落ち着かない気持ちはおさまるだろうか。
今、私の体は、顔も知らない彼に抱かれたくて、激しい劣情に燃えているのに。
アルコールは、むしろその感情をいつも閉じ込めている檻を取り払い、野に放つようなものかもしれない。
ぼんやりとした私に気を使ったのか、バーテンが話しかけてくる。
お一人ですか?
あ、、この後、一人、来る、かな・・・。
答えながら、胸がときめく。
来て、くれるのだろうか。会ったら、何を話せばいいだろう。
でも、私をみて、すぐに帰ってしまうかもしれない。本当は怖い人だったら?悪い人だったら??
下着にも、全て、自分の好きなバニラ系の匂いをつけて。
服は、どうしたらいいんだろう??
頭の中を、男の人に乱暴に下着をむしり取られる自分の姿がよぎる。
3度、着替えてしまった。
1度目は、胸元やスカートの丈が、浅ましいほどの露出に思えて。
もう一回は、あまりにもお堅い女に見えて、頭の中のいやらしい妄想との違いに白々しくなって。
結局、着た服は、黒のカシュクールワンピース。海外ブランドらしい首元のVホルダーや膝丈の長さがちょうどいい。
私は、約束の一時間前に、指定のバーに着いてしまった、まだ開店すぐのバーには、誰もいなくて、客は私一人だ。
カウンターの一番端に座る。
マティーニを・・。
少し強いお酒を飲んでみたら、この落ち着かない気持ちはおさまるだろうか。
今、私の体は、顔も知らない彼に抱かれたくて、激しい劣情に燃えているのに。
アルコールは、むしろその感情をいつも閉じ込めている檻を取り払い、野に放つようなものかもしれない。
ぼんやりとした私に気を使ったのか、バーテンが話しかけてくる。
お一人ですか?
あ、、この後、一人、来る、かな・・・。
答えながら、胸がときめく。
来て、くれるのだろうか。会ったら、何を話せばいいだろう。
でも、私をみて、すぐに帰ってしまうかもしれない。本当は怖い人だったら?悪い人だったら??