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ムッツリ最高
第12章 彼の劣情
(怒って・・・こんなことを??昨日、あれほど、優しかったのに・・・)
彼の手が、私の頬に触れる。そして唇にも。
私は、我慢できずに舌を伸ばし、その人差し指の先を舐めた。
彼がそれに反応して目を閉じる。
私は彼のその反応を逃すまいと、彼の指をもっといやらしく舐め始めた。
指先を突くように・・・そのあと、下から全体を舐め上げるように。
その舌の動きに、彼の体が一瞬ビクンとしたあと、猛烈な勢いで彼が唇を重ねてきた。
激しく、貪るような、キス。
舌ごと、内臓まで吸われるような吸引をし、唇同士を強く擦り合わせる。
手は、握りつぶすほどの強さで乳房を揉みしだき、紐で縛られている刺激と相まって、ますますパンパンに張ってくる。
私は激しい口淫と、ジンジンする胸元に頭がくらくらしてきて、紐で結ばれて自由にならない足をモジモジと動かし、なんとか股を擦り合わせようとしてしまう。
じゅばっ・・・
彼が唇を離すと、唾液が糸をひき、水音を立てる。
私は、彼に激しく吸って擦られて腫れてしまった唇を閉じることもできず、唾液でテラテラとした口をポッカリと開けたまま、彼を見上げる。
彼は息を飲んだように私を見下ろし、また怒ったように言う。
そんな、発情しきった、メスの顔を晒して・・・。
そして、さっき引き抜いたパンティの布を足元から拾い上げると、鼻元に持っていき、匂いを嗅いだ。
股間からはこんなメスの匂いをさせて・・・。
彼が私の鼻元にもその布を寄せた。
はら、自分でも匂うか??
あんっ・・・
確かに、パンティからは、甘いような、独特の愛液のいやらしい匂いがしている。
私はそれがどんなに卑猥なことかわかっていながら、自分でさらに鼻を寄せ、大きく息を吸ってしまう。
それを見た彼は、私の股間に左手を伸ばし、外陰部を人差し指と親指で、押し開いたり閉じたりした。
ぐちゅっ、ぐちゅっ
嫌らしい水音が響く。
いゃぁん・・・
私は動かない手足を椅子の上でモジモジするしかなかった。
なんだ、これは・・・もう、お漏らししたみたいに、ビシャビシャで。勝手に溢れてきて・・・。
こんな汁を垂れ流しながら、あのカウンターで男を誘っていたのか・・・。