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ご清楚ですが何か
第18章 夫と眠る
「はー、車買おうかなぁ。」

出張先から帰ってきて槻に愚痴る
もう列車で移動するのが億劫だった
これから出張も増えるし

槻はスマホゲームに夢中で幸子の話に空返事をしている

「あたしペーパードライバーなのよねぇ。運転なんて出来るかしら。」

「あたし脱毛したい!」

槻がチラシを見せてくる

「昨日さ、友達と無料体験行ったんだけどさ、今なら割引だって。」

「50万!パパに頼みなさいよぉ。」

「えー絶対駄目って言うもん。」

「あたしの車が先よ。」

「ボーナス出たんでしょ?」

知ってたかマセガキめ

「そういえば叔父さん車のディーラーで働いてるよ?」

「え、そうなんだぁ。」

「聞いてみたら?安くしてくれるんじゃない?」

「そうね、、。」

あまり慎吾に仮を作りたくない気がした
というかこれ以上関わるのは気まずい

「叔父さんにキスのことも聞いたよ。親睦を深めるためだったらしいね。」

んなわけあるか

「あたしてっきりベロチューしたのかと思ったわ。」

シンちゃんたら嘘ばっかり
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