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ご清楚ですが何か
第22章 再会のコスモス畑
ホテルのご飯はおそらくレンチンやレトルトだろうが
お腹が空いていたので二人ともペロッと食べた

レッカーも無事に来てくれて
代車も手に入ったし
帰ろうと思えば帰れたのだが
どちらからともこれから帰ろうとは言わなかった

幸子は下心以前に
お腹もいっぱいでもう今から運転するのは億劫だった

慎吾も初めてラブホに入って物珍しかったらしく追加でピザやポテトまで頼んでいた

「シンちゃん、お風呂先入っていいよ?」

「俺腹がはち切れそうだから、お先にどーぞ。」



風呂から上がって備え付けのバスローブを着る

「シンちゃん。」

慎吾が座っているソファの隣に腰掛ける

「ん?」

「不謹慎かもしれないけど、あたしシンちゃんとこうなれて嬉しい。」

「いや、実は俺も途中からこうなったら良いのにとか思ってしまった。」

慎吾が照れ臭そうにうつむく

「しかしこんな山の中にあるんだね。」

「山の中だからあるのよ。街中に作るわけにはいかないでしょ。」

「健全な青少年のためか。」

「そう。シンちゃんみたいなね。」

「全然健全じゃないよ。」

「ラブホ来たことないのに?」
 
「高校出てからずっと一人暮らしだったからさ。」

「家でエッチしてたんだ?」

「、、まあ。」

「うふふ。」




慎吾が風呂に入ってる間
幸子はこの後のことを予測する

二人とも今日は疲れたからこのまま寝るだろう
それでも十分だった
二人で居れることが既に幸せだった

明日になったら別々の家に帰って
別な人の隣で眠って
それぞれの雑多な生活に戻るんだな


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