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ご清楚ですが何か
第24章 混ぜると危険
「最近日帰りが多いんだね。」

本社の屋上で三原と話す
昇に薬を盛られる事件以降
松下の計らいで泊まりの出張は減らされていた

三原と離れて半年だが
前より親しくなったような気がする

「離れた方がうまくいくってよく聞くけど。」

「僕たちはまさに典型だね。」

二人で並んで空を見た
三原は禁煙しているらしくどこか手持ち無沙汰だ

娘の槻は専門学校に受かり、
都内で一人暮らしを始めた

社宅も近いから三原は同居したかったらしいが
槻は嫌がったそうだ

「彼氏でもできたのかな。幸子、聞いといてくれない?」

「仕方ないなぁ。」

何かと槻のことにかこつけて連絡が来るが特段迷惑でもなかった
むしろ頼られるのは嬉しいこと

「明日は早いの?」

「そうでもないわ。」

「じゃあ泊まってきなよ。」

「えー彼女に怒られるわ。」

「いや居ないから。」

二人でじゃれていると紀子が来る

「三原くーんここにいたの?電話入ってるわよ。」

紀子が呼びに来て三原は戻っていった

「うふふ。妻と元カノとに挟まれちゃいましたね。」

あんなに嫉妬していた幸子も今となっては笑って話せる

「離れて寂しくないの?」

「私今の方がいいんです。」

紀子が空を仰ぐ

「そういえば松下くんはどうしてる?」

松下は妻のミエが亡くなり
仕事を休みがちになっていた

「私や鶴見にしわ寄せが来てまして。」

今日だって松下の出張を代わって出たのだ
ま、三原に会えたからいいのだが

「様子ちょくちょく見に行ってくれないかな?松下くんじゃないと回らないのよね。」

「分かります。」

「まあ、ヨッシーは三原くんに会えて嬉しそうだけど。」

紀子に心を読まれる

「それも、、ありますね。」

「三原くんも相変わらずよ。最近仲良い子できたみたいだし。」

「やっぱりですか。さすがですね。」

「まあ、昔っからモテたからねぇ。」

「付き合ってたんですよね?」

「そうよぉ。よくパンツを無くすの、彼。」

「分かります!」

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