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ご清楚ですが何か
第25章 ミエは見ている
会社を退けて
郷田と二人並んで帰る

「今日うちでゲームしない?」

郷田とは幼馴染みでよく家でゲームをした仲だ

「良いね。帰っても一人だし行こっかな。」


ふと前をみると慎吾が立っていた

「幸子ちゃん。」

髪は伸びて髭が濃くなり服もよれよれだった
慎吾とはお正月以来だったので久々会えて嬉しいはずだが
どこか様子がおかしい

「ゲーム今度にする?」

郷田が気を効かせてくれる

「うん、ごめんねゴウ。」

「おつかれ。」


郷田が去っていくと慎吾が気まずそうにしている

「俺来ちゃまずかったかな?」

「ううん。あたしは嬉しい。」

「晩御飯でもどうかなって。」



慎吾と中華を食べる

「餃子も頼んじゃお。」

「相変わらずよく食べるね。」

「うん。育ち盛りなの。」

慎吾は元気がなさそうだが幸子は理由を聞けずにいた

「彼女とは順調?」

「実は、、今休職しててさ、仕事で色々あって、、、。彼女にも休んでること言えてなくて。」

なるほど
だから髪がぼさぼさなのか
何があったかは聞かないどこ
今はただそばにいよう

「そっか。大変だったね。」

料理が運ばれてくる

「あたしもさ、同僚が奥さんなくして休みがちでさ。しかも槻ちゃんも出ていったし。なんか身が入らないのよね。」

二人でぽつぽつと食べる

「彼女に何て言えば、、、。」

「無理に言わなくて良いんじゃない?聞かれたらで。」

慎吾が鼻をすすっている

「あたしは、今日シンちゃんとこうしてご飯食べられて嬉しい。」

慎吾には何を言ってもすり抜けていくようだ

「今日、、、うちに来ない?」

慎吾の目が見開いてこちらを見つめる



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