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ご清楚ですが何か
第1章 新しい苗字、新しい家族
「うんまっ。」

駅前の定食屋
松下が焼き魚定食を食べている

「俺もう脂っこいもの受け付けなくなったわ。」

「4つしか変わらないでしょ。」

幸子は豚カツを頬張る

「やっぱひとつちょうだい。」

松下に豚カツを取られる

「あー!泥棒。」

兄妹のようにじゃれ合う

「何でみんな俺たちのこと噂すんだか。」

「暇なんでしょみんな。寂しいだけよ。かまってほしいのよ。くっだらなーい。」

幸子も珍しく言い放つ

「だよな。俺たち一度だけだったもんな。」

一度?幸子はとても引っ掛かる

「残業中に襲ってきたのは誰だったかなー。課長さん。」

松下が食べていた漬け物を取りこぼし、慌ててごまかす

「お前が他の男の名前呼びさえしなけりゃ、サイコーだったんだけどな~。」

「さすがに覚えてたか。」

「三原さんの前では気をつけろよ。シテるときに俺の名前とか言うなよ。」

「言うかっての。」

幸子も負けじと食い下がる

「今までで誰が一番良かった?」

「セフレみたいなこと聞くのね。」

「セフレみたいなもんだろ。2回もしてりゃ。」

2回?やっぱり引っ掛かる
3回目のあれはノーカン?

真っ昼間に和食を食べながら
セフレだのシタだの下品な会話を繰り広げる
松下ほど気のおけない同僚はいないなぁ

「まっつんさ、あたしの家に来たこと覚えてる?」

「うーん、記憶が曖昧なんだよな。」

「ならいいや。」

妻のミエと間違えて幸子を襲ったことを覚えていないらしい

「ミエがさ、吉村に礼がしたいって言うんだけど、何かあったの?」

「あったよ。」

あたしの看病のお陰でまっつんは記憶を取り戻したのよ
正確に言えば性の看病って感じ

「ミエも教えてくれないんだよ。俺吉村になんかした?」

「したよ。」

松下が煙草に火をつける
幸子は灰皿を松下側に寄せる

「気になる。」

「そうね。気にしてよ。」

松下が机に置いた手の甲をなぞる
深い意味はなくても気心の知れた松下は触りやすい

突然なぞっていた手を握られる
凄いチカラ

「細いな指。」

今度は結婚指輪をなぞられる

「いくらしたの?」

「買ってもらったから覚えてない。」

「ふーん。」

松下が煙草を天井にフッと吐き出す

「何が良い?お礼。」

お礼って言われても、、
後ろから生で入れてきて
その事に対する?

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