この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ご清楚ですが何か
第4章 つり橋効果
「ほんとですか?お願いしようかなぁ。」

「いいですよ。」

「嬉しい。行きつけを見つけたわ。」

なんだか話していると楽しい

「僕、吉村さんのこと、、気になってたんです。だからまたお会いできて、嬉しいです。」

幸子はキョトンとなる
そんな歯の浮くような台詞を二人っきりのエレベーターで言うなんて

「それも営業?」

「いや、本心ですよ。南のやつが吉村さんにちょっかい出してるの知ってたので、僕は行動を起こせなかったですけど。」

単純に嬉しくなる
密室に二人きりだからつり橋効果もあるのかもな

「あたしもこんなに好青年と二人っきりでお話しできてラッキーだわ。会議もサボれたし。」

「この年になるとなかなか女性と知り合う機会もないんですよ。」

「おいくつなんですか?」

その時
マイクからアナウンスが流れる

あと、30分ほどかかります
中のかた無事でしょうか!

「無事です!」

二人で答える

青年がボソッと言う

「カメラ、、見えてるんですかね。」

「うーん、わからないです。。」

見えてないとしたら?
これから何か期待してしまう
幸子は背伸びしてカメラを覗き込んだ

「見えてなさそ、、あ!」

体制を崩して青年に寄りかかってしまう
ヤバい、この人の体臭好きかも
香水じゃなくて本能的に好きな匂いだ

「し、失礼しました。」

「いや、、。」

彼も下を向いて黙っている

倒れたはずみで先程より距離が近づいてしまった
でも今離れるのも変だ
幸子が青年を見ると青年も幸子を見ていた

本能的に察知する
あ、このままだとキスされてしまう
でも、、あたし人妻なの
駄目よ幸子
いくらいい匂いするからって

「髪の毛綺麗ですね。」

撫でられる
落ちる
落ちてしまう
大きな手
触りたい
ごめんね三原さんあたし、、あたし、、、

唇が近づいてくる

体は抗えない

応じてしまう

駄目なのに駄目なのに
舌なんて入れられた日には

やっぱり入ってくる
大人って怖いわ
すぐ舌いれるんだから

エレベーター内にキスの音がする
幸子、これは緊急事態よ
事故みたいなものよ
だから浮気には該当しないわ



/151ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ