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ご清楚ですが何か
第5章 旧交温めますか?
幸子は観念してコップにチューハイを注ぐ
レモン味

槻が少しずつ啜るように飲む

「あたしこの水筒欲しい、この弁当箱も。」

槻がゲーセンの景品たちを次々に漁る

「良いよ。」

幸子もほろりとしてくる

「三原槻17才。歌いまーす。」

おませな女子高生は完全に酔っぱらっている



歯を磨いて
布団に入る
三原が寝息をたてていたが
幸子に気付いたようだ

「幸子、ありがとね。」

後ろから抱き締められる

「何が?」

「槻のこと。俺何話していいかわからない時期あってさ。でも幸子が来てから、槻のやつ明るくなった。よく笑うようになったよ。」

「なんだ、そんなこと。」

「幸子と結婚するって決めたとき、槻は香の所に引っ越させるか迷ったんだ。だけど今はこれでよかったと思ってる。」

「うん。」

「父親には言えないことも幸子には話すんじゃないかな。」

私も三原さんには言えないこと、
槻ちゃんに話してるわ
おあいこなのよ
度重なる不貞に一抹の罪悪感を感じる

「私こそ、ありがとうだわ。」

「どうして?」

「私も明るくなった。」

体を密着させていると次第に
三原が勃起しているのがわかった

「固いね。」

「そうだよ。出張先で幸子のこと考えてた。」

強く幸子の尻に当ててくる

「まだサプリ飲んでるの?」

「飲んでないよ。理性が効かなくなる。」

「へぇ~。楽しみね。」

後ろから首にキスされてパジャマ越しに胸を揉まれる
決して激しくはないが
幸子は久しぶりの三原の行為に感じる

「やん、、はぁ、、、。」

「幸子、、愛してる。」

パンティをずらされて三原が入ってくる

「あ、、、ん。」

下で槻が寝ているのであまり声も出せない

「京介、、」

押し殺すように幸子はささやく

「幸子、、、。中が気持ちいいよ、、。」

夫婦の特権ね
いつでも生でできるわ

しばらく動いていた三原の動きが止まる

「疲れちゃった。」

「うん。寝よう。」

幸子もぐったりなる

「おやすみ。」

その晩
一晩中三原の手を握って寝たのであった

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