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ご清楚ですが何か
第7章 お局様はつらいよ
「志望動機をお聞かせください。」

幸子と鶴見は中途採用の面接をしている





面接が終わってデスクに戻ると
松下が電話をしているのが聞こえてくる

「その件につきましては、、申し訳ございません。いえいえこちらの不手際でして、、。」

松下にしてはタジタジに謝っている

「大丈夫ですかね?」

鶴見もただならぬ様子に気付いた様だ

松下が電話を切るとすぐさま立ち上がる

「俺、直接謝りに行ってくるわ。」

「一人で大丈夫ですか?私も行きましょうか?」

鶴見が申し出る

「いや、一人でなんとか、、、」

松下が辺りを見回している
面接を終えてデスクでコーヒーを飲んでいる幸子と目が合った

「吉村来てくれないか?一緒に。」

「えっと、、」

さっきの面接の資料を早急にまとめないといけない

「先輩、私やっときますよ。先輩をご指名ってことは、先方を相当怒らせたのかもしれない。」

「仕方ないわね。」

鶴見に促され幸子もカーディガンを羽織る



二人で取引先に出向くのは久々だ
昔はよく一緒に外回りをした
幸子は懐かしくなってくる

エレベーターに乗る

「お前余裕だな。」

松下は汗をかいている

「なんかこういうの久しぶりね。」

「感想言ってる場合かよ。契約切られたら俺の首が、、」

「そのときはそのときよ。あたしが養ってあげる。二人でキッチンカーやるってのも良いわね。」


二人でおずおずと社長室に出向く
しかしいつもの社長はおらず会長か座っていた

ヤバい
この会長が社長だった頃だいぶセクハラされたんだったわ
幸子は身構える
二人で深々と頭を下げる  

「この度は申し訳ございませんでした。」

会長が立ち上がって幸子の方に歩いてくる

「君久しぶりだねぇ。」

持っていた杖で胸を押される
頭を下げているので抵抗できないでいた
杖が乳首を目掛けてぐりぐりに突かれる

幸子は声を漏らさないように必死に耐える
感じてたまるもんですか
蹴飛ばしたくなったが松下の首とやらが懸かっているらしい

松下が敬礼したまま心配そうにこちらを見ているのが分かった

「大丈夫か。」

小声で聞いてくる
大丈夫なわけないでしょ

幸子は横目で訴えた
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