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ご清楚ですが何か
第7章 お局様はつらいよ
明くる日
出社してエレベーターに乗ると
例の整体師と出くわす

「この間は、、すみませんでした。僕、どうかしてて。吉村さんに大変失礼なことを。。」

「うふふ。あのエレベーター実はシースルーなんですよ。」

幸子はおちゃらけてみる

「え、まさか、、」

萩原が青くなっている
反応が楽しい

「うっそー。」

「驚きましたよ。冗談も言うんですね。あ、そういえば苗字変わられたんですね。」

「よくご存じで。」

「あれから座席表を調べて直接謝りに行こうかと思ってたのですが、、。なんか忙しそうだったものですから。」

「あぁ、もう気にしてないです。私も急に閉じ込められてどうかしてました。」

「あのぉ、お詫びと言ってはなんですが、一回モニターといった形でサービスさせてもらえませんか?僕、開業したばかりであまり客足伸ばせてなくて。。幸子さんに是非感想を貰いたいです。」

二人でエレベーターを降りる
ふと、遠目に三原と紀子がブース内で話しているのが見えた
幸子のもやもやが疼く

「萩原さん。」

三原たちに視線を向けながら話す

「今日は空いてますか?」




幸子は萩原の個人の整骨院でマッサージを受ける
アロマのいい香りがしていた
ヒーリング音楽も心地よい
このまま寝てしまいそうだ

「い、、痛たたたた、、」

ちょうど痛気持ちいいところを押してもらう

「左側凝り固まってますねぇ。」

「このところ残業が続いてて。あ、そこそこ。」
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