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ご清楚ですが何か
第12章 なだらかな日々
明日のことを考える
ミエさんはあたしになんか会ってどうすんだろ
あたしはミエさんを裏切っているのに
どんな顔すれば

「明日休み?」

槻に聞かれる

「うん、でも出掛けるよー。」

「あの人と?」

「そう。あの人と。」

「いいなぁ。彼氏がいて。あ、違うわ。彼氏もいて、だね。」

「彼氏じゃないかな。」

「でもエッチはするんでしょ?」

「エッチしたら彼氏なの?」

「じゃん。」

「青いのね。大人は色々複雑なの。」

「叔父さんみたいなこと言うね。」

慎吾のことが話題に出たので幸子は少し胸がトクトクした

松下との不倫がばれるよりこの密かな恋心を知られる方が恥ずかしいと思った
身体中の力が抜ける

「そういえば叔父さんこっちに転勤になるらしーよ。」

「そ、そう。」

無関心を装う

「ちょくちょく遊びに来ればいいねー。」

幸子に対する挑発ではなく
槻は素直に楽しみらしい

「いいなぁ。槻ちゃんは。」

「何が?」

槻はスナック菓子を頬張りながらサイダーを飲んでいる

「若いから。」

「ふーん。」

「叔父さまにも果敢にアタックできる。」

「何言ってんの。叔父さんはさっちゃんが好きなんだよ。」

「それはないわよ。」

槻が慎吾とのやり取りをした携帯を見せる

「さっちゃんの話ばっかりしてくるんだけどさ、体調はどうとか。直接聞けっての。」

幸子は微笑む
嬉しい
女としての喜びを奥底から感じて
不意に慎吾の裸の上半身を思い出してうっとりしてしまう

「槻ちゃんは優しいのね。いつパパにリークしても良いのに。」

「まあ彼氏んち泊まった時とか色々口裏合わせてもらったし、さっちゃんがいた方が色々と上手くいくっつーか。」

「共犯者ね。私たち。」

「うん。だから叔父さんにも遠慮しなくていんじゃない?」

「不思議だけど心のどこかで三原さんがチラつくのね。松下の時は罪悪感のカケラもないのにさ。慎吾くんとはさすがにって思ってる。」

「中途半端だなあ。あ、さっちゃん化粧水借して〜。」

槻のプリプリの肌を見ながら幸子は慎吾がまた泊まりに来たら、と考えるのであった
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