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ご清楚ですが何か
第1章 新しい苗字、新しい家族
「幸子、僕のパンツ知らない?」

「洗ったはずよ。」

朝、三原はシャツ1枚でうろうろしている

「槻ちゃん起きてくるわよ。早く穿いて。」

「無いんだよ~。」

一緒に暮らしてみて分かるのは
三原は意外と抜けていること
特にパンツは良く探す

ようやくパンツを見つけたようだ

「幸子、これちょっと派手じゃない?」

シマウマ柄で真ん中に蛇が描かれている
幸子がプレゼントしたものだ

「うふふ( *´艸`)」

幸子は得意気だ
好きな人には自分のあげたパンツを照れながら穿いてほしい

「パパ今日、さっちゃん学校来るから。」

槻が起きてくる

「え、、あーだったごめん、忘れてた。幸子、仕事大丈夫?」

「松下君に商談代わってもらったから大丈夫。」

槻が3人分のお弁当を作っている
朝から良く働くお利口さんだ

「槻、パパはご飯少なめでいいから。」

「えー、パパこういうの飲んでるのに?」

槻が例の活力サプリメントを指差す

「こらこら、これは仕事でもらっただけ。」

三原が慌てている
幸子は微笑ましい目で二人を見る
家族っていいな

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