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ご清楚ですが何か
第2章 迷える継母
「ごめん、槻ちゃんの学校行かなきゃなの。」

「急だな。午後から荒木君と面談あるんだよなぁ。」

松下のデスクにお気に入りの缶コーヒーも差し入れる

「そこを何とか。槻ちゃんの進路に関わるかもなの。」

「仕方ないなぁ。荒木君、午前中吉村が代わりに面談するから。」

「分かりました。」


幸子と昇は個室に入って斜め向かいに腰掛ける


「元気だった?」

昇がブラインドで隔てた隣の部屋見ながら話す
松下が新人君を呼び出して何か言っているのが見えた

「お陰さまで。昇さん、相変わらず男前ですね。」

「それも面談の項目なの?」
 
「違いますよぉ。」

二人で笑う
改めて仕事仲間になるとなんだか照れる

「じゃあまず、人間関係で気になってることは有りますか?」

「僕、一昨日来たばっかりなんだけど。」

「聞けって書いてあるんだもん。とりあえず記録残さないとなの。」

「幸子ちゃんと松下さんの関係かな。」

幸子は吹き出す

「ご想像にお任せします。」

「想像かぁ。恋人ではなさそうだけど近しいよねぇ。」


面談を終えて二人で会議で使う資料をまとめる
昇が手を滑らし下にばらまいてしまう

「あーっと。」

幸子も拾おうとして手が重なる

「ごめんなさ、、」

声がハモって二人で吹き出す
拍子に昇の顔が至近距離にあることに気が付く

ヤバい、、キスしたい
駄目よ幸子
ここは会社よ

昇もこちらを見つめている
幸子は目をつむって昇の唇にだんだん顔を近づけていく
昇も中腰になり紙を拾う動きを止める

その時急にドアが開く

「吉村ー、面談済ん、、。」

松下だった

幸子と昇は咄嗟に離れる

「荒木君、そこ俺やっとくからデスク戻って。」

昇が外に出ると
松下と資料作りの続きを始める

「せっかく良いとこだったのにー。」

「昔の男か。」

「それはまっつんのことでしょ。」

松下がブラインド越しにデスクで事務作業をしている昇を見る

「違うわよ。いや違わないけど違うわ。」

幸子は資料の誤字脱字をざっと見る
松下はブラインドを向こうから見えない角度に調整している

「さすがあたしね。完璧な書類だわ。」

資料を見せようと松下に近づいた途端
腰を抱き寄せられる

「やっ、、」

「俺より良いの?」

腰にアソコを擦り付けてくる



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