この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私んちは淫乱家族ー続編<夏の終わりに>
第10章 ★スワッピング騒動★

あと10分で、約束の時間の午後3時になります。
お父さんはすでに、宿の浴衣に着替えて2本目の缶ビールを飲み終えたところです。

お母さんはいそいそと下着姿になって、浴衣の裾の長さを確かめています。
大露天風呂は混浴ですから、女性専用の入浴用バスタオルが用意されているのです。

お姉ちゃんも私も浴衣に着替えて、入浴用バスタオルを持って一緒に部屋を出ます。

廊下を抜けて建屋の外に出ると、男女別の更衣室があります。
浴衣を脱いで入浴用のバスタオルを巻き、外に出れば男女混浴の大露天風呂です。

うっすらと紅葉した山肌が渓谷にせまり、100人はゆうに入れるであろう大露天風呂が眼前に広がっています。


山奥の一軒宿ですから部屋数は少なく、週末の土曜日なのに宿泊客はまばらです。
露天風呂を見渡すと、真ん中あたりに大岩を背にした入浴客が見えるだけで、他に人影は見当たりません。

露天に足を入れて少し歩くと深くなり、腰上までが温泉につかってしまいます。
ゆっくりと歩いて大岩に近づくと、男性が二人、女性が一人、3人並んで湯面から顔を出していました。

お父さんが名乗って相手を確かめると、先方の旦那さまが挨拶を交わしてくれました。

「ようこそいらっしゃいました。妻も私も、今日が来るのをとても楽しみにしておりましたよ。こっちは息子の春樹といいます。おお、これは、お嬢さまもご一緒ですか。おお、奥さまも美人だが、お嬢さまも美しい。いや、実に可愛い」

そう言うと旦那さまは、お姉ちゃんの顔をまじまじと見つめて、そのまま視線を離さないのですよ。

/215ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ