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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第2章 いらだち
関西のある地方に住んでいた義父は2年前に妻を亡くしていた。
そのせいか一時は老けて見えたのであるが、三回忌が終わってようやく吹っ切れたのか生気を取り戻したようにハツラツとしている。
人一倍身体が丈夫で事業も多数成功させていてバイタリティーがあった。
だが超がつく程のケチで、結構な財産がありながら何時も安っぽい服を着ている。
子供も武の上に兄が二人いるのだが、決して援助しようとはしなかった。
多少は期待して武と結婚した恵であったが、直ぐに諦めて貯金する事にしたのである。
そのせいか一時は老けて見えたのであるが、三回忌が終わってようやく吹っ切れたのか生気を取り戻したようにハツラツとしている。
人一倍身体が丈夫で事業も多数成功させていてバイタリティーがあった。
だが超がつく程のケチで、結構な財産がありながら何時も安っぽい服を着ている。
子供も武の上に兄が二人いるのだが、決して援助しようとはしなかった。
多少は期待して武と結婚した恵であったが、直ぐに諦めて貯金する事にしたのである。