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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第2章 いらだち
だが、どういう風のふきまわしか突然全ての事業をたたみ上京してきたのだ。
他の兄達に断られたのか、三男である武と一緒に住みたいという。
金も全額出すと言って早速、恵達と二世帯住宅を郊外に捜しにいった。
元々、夫の親との同居がイヤであったからその心配の無い武と結婚した恵であったのだが、想像以上に豪華なモデルルームを見るや承諾してしまったのである。
こんな広い家等、中々買えるものではない。
しかも即金でローンも無いのである。
武もどちらかと言うと、兄弟の中では父に一番可愛がられていたので異存は無かった。
それよりも長い間妻に財布を握られていた分、家賃さえも無くなった今となっては、いくら安月給でも遊ぶ金に事欠かなくなった。
他の兄達に断られたのか、三男である武と一緒に住みたいという。
金も全額出すと言って早速、恵達と二世帯住宅を郊外に捜しにいった。
元々、夫の親との同居がイヤであったからその心配の無い武と結婚した恵であったのだが、想像以上に豪華なモデルルームを見るや承諾してしまったのである。
こんな広い家等、中々買えるものではない。
しかも即金でローンも無いのである。
武もどちらかと言うと、兄弟の中では父に一番可愛がられていたので異存は無かった。
それよりも長い間妻に財布を握られていた分、家賃さえも無くなった今となっては、いくら安月給でも遊ぶ金に事欠かなくなった。