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レスさんとシンママちゃん【完結】
第10章 レスさんのカラダ


ハァッ  ハァッ  ハァッ


何度もかすれた声を吐き続けるアキさん




「……大丈夫? アキさん」




アキさんは荒い息を吐いたまま、ゴクリと唾を飲み込みようやく答えてくれた





「………大丈夫じゃ………ないわよ………、


 ………見てわかんないの?」






アキさんは腕の中でボクを責めた





「このまま下の方も舐めようかと思ってたんたけど、やめとこうかぁ?」




「………アンタ………わたしを………、


 ……ころす気?」





「冷たいコーヒー、飲みます?」




「………飲む」




「口写しでいい? お菓子のときみたいに?」




「………何でもいいから、


 はやくちょうだい………」






そんな言い方されたらキスできない



ボクは仕方なく缶コーヒーをアキさんの口元に当ててあげた




少しだけ喉を潤せると、またグッタリしてしまった




コーヒーをそのままボクもひとくち




間接キスぐらいはいいでしょう?




もう一度コーヒーを与える



ごくん、と喉がなった



またボクもひとくち戴く




コーヒーをホルダーに戻して、添い寝を続ける



髪を撫でてやったり、



肩を撫でてやる



「アキさん………感じた?」




「………うん………ハズい」




「セクシーだったよ? アキさんの声」





「息ができないくらい、


 すごかった………」





「ここまでにしとく?」




と問い掛けたが、



なかなかアキさんから反応が無かった





ようやくアキさんは何かを決心したかのように




「ううん…………つづけて………」



と言った



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