この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
レスさんとシンママちゃん
第19章 最終章  夫婦ごっこ


景勝地のジオパークをあとにして1時間くらい車を走らせてようやく今夜の泊まる温泉街にやってきました
国道から外れて温泉街の通りをゆっくり進むと浴衣姿の観光客がたくさん通りに出ています

川のいたるところから湯気が立ち込め、河川敷に降りると足湯などが出来るみたい


たくさんの旅館が並ぶ通りを抜けて、目的地のホテルに到着しました


すでに夕方になっていましたのでチェックインには丁度いい時間です



ロビーで挨拶を済ませ、自分の名前と先輩の名前を告げて宿泊者が変更になったことを伝えると、先に先輩から連絡があったようで引き継ぎはスムーズに進みました

そのときカウンターの方から提案がありました


「部屋のグレードアップが出来ますよ、実はいつも予約で埋まる露天風呂付きの部屋が急遽キャンセルになったので本日は空きがございます
 追加費用はかかってしまいますが滅多に空きのない部屋なのでよろしければ……」


ここのホテルはよくテレビに紹介されるのですが大浴場とは別に部屋に露天風呂が備わっており、それは上位グレードの限定の部屋のみなのです

予約の取れない部屋としてテレビで紹介されていたので、予約無しで泊まれるのならラッキーです


部屋に案内され広い和室の部屋に感動しているとアキが大きな声でボクを呼びました


部屋の大きなガラス張りの向こうに小さな庭があり、そこに大きな壺湯がありました



「すごいよッ! こんなの初めて!」


アキは興奮が隠しきれません


「夕食までまだ時間があるから先に入る?」


「え? うん…、そぉね…

 でも…」


「夫婦なんだから一緒に入ろう」

とボクが追い討ちをかけるとアキは決心したようで、


「そうね、せっかくだもんね!
 でも、私……胸は本当にコンプレックスで…、
 あんまり見ないで欲しい…」


「じゃあもっと暗い時間に、食事が終わってからにしよう! 先に大浴場へ行こう
 それならどちらのお風呂も楽しめるしさ!」


「うん、ありがとう」


こうしてボクらは備え付けの浴衣を着て、それぞれ大浴場のほうを先に楽しむことにしました


それぞれ浴衣姿で廊下を歩くとき、本当に夫婦で旅行にきたような感覚になります
浴衣姿のアキも雰囲気が変わってとても魅力的

なんだかおしとやかな一面が見れました


/246ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ