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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第17章 じゃれあい
幾度も抱き合い、疲れ果てて微睡んでいた僕達を、けたたましい電話のベルの音が起こす。
僕が電話を取ると、また慣れた女性の声で「お時間15分前でございます」と言われた。
彼女もゆったりと起き上がる。
時間だって・・・シャワー浴びなきゃね。
彼女は、まだ、少し微睡の中にいるように、ゆったりとした口調で聞く。
この後・・・どうしますか?ホテル、予約してるって、言ってたけど・・・。
僕は、気恥ずかしい気持ちで、答える。
実は、タカクラホテル、予約してあるんだけど・・・。ここにくる時は、まだチェックイン時間前で・・・でも、もう、たまらなくて、ここに、入ったんだよね・・・。
彼女はふんわりと微笑み、答えてくれる。
よかった・・・今晩も、いっしょにいられる・・・。
そんな彼女の答えが嬉しくて、僕はまた、彼女に口付ける。
シャワー、浴びようか・・・。
うん・・・。
僕たちはシャワーを浴び、身繕いをした。
身繕いを終えたところで、彼女が、僕にそっと抱きつきながら、恥ずかしそうに言う。
隆さん・・・困ったことがあります・・・
ん、どうしたの?
あのね、ズボンが・・・