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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第18章 僕の形
ねぇ・・・?
彼女は、下半身をゆっくりと動かしながら、僕に話しかけてきた。
ん・・・なに?
なんかね・・・んっ・・・なんだか、ピッタリ、収まってる感じがね・・・あんっ・・・増してきてる気がするの・・・。
彼女は、ゆっくりと、その、僕の収まりを味わうように、膣を締め上げながら前後上下に動いている。
僕は彼女の髪の香りを嗅ぎながら、ぴったりと収まった彼女の膣を感じている。
うん・・・ピッタリ・・・収まってるね・・・。
僕は嬉しくなる。
彼女の膣が僕の形になってきているのか・・・。
クミとの結婚に絶望したような20代後半の頃、40代の未亡人と関係を持ったことがあった。
まだその頃は、クミの身体しか知らず、頭でっかちで、性交が稚拙な僕に、女性の身体が本当に感じる部分や、その感じる方法を教えてくれた女性だ。
その未亡人が、これまでで本当に気持ちがよかった交わりについて話してくれた。
それは、毎日、毎日する相手との、SEXなのだと。
それも、激しく挿入を繰り返すようなものではなく、なるべく長い時間、入れたままにしておくSEXなのだと。
僕は、その未亡人が言っていた言葉を思い出す。
" 主人とね、とても愛し合っていたのよ。
彼は、毎晩、私に入れたまま、愛してるって言ってくれてた。"
" 毎晩、抱かれて、毎晩奥までぎゅうって入れられてるとね、日を重ねるごとに気持ち良くなっていったのよ。
そして、主人が長期出張で2ヶ月いなくて、戻ってきた時、気付いたの。"
" もちろん、久しぶりで燃えたわ。最初はとても激しくて。でも、2回目に、ぎゅうって奥まで入れられた時に、何かが違ったの。"
" そして気付いたのよ。
ああ、私の膣穴は、彼の形を覚えるんだって。彼の陰茎の形になった膣穴は、それにぴったりの彼を迎えると、あんなに満足するんだって。久しぶりの膣穴は、彼の形を忘れかけていて、あの恍惚となるような快感を得られなかったのよ。"
" その日、3回目に、長く、ずっと奥まで入れてもらって確信したの。痺れるようなエクスタシーが戻ってきて。
私の膣穴は、彼の形を思い出して喜んだのよ、きっと。"
その時も、女性の身体の神秘を僕は思ったのだ。