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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第19章 彼女しか昂められない
そして、やっと僕から降りた。
ぼくは、ため息をついてしまった。
彼女はそんな僕をなじるように言う。
まあ、種無しで、昔から弱いものね。歳取ったら尚更だわね。あんなにいやらしい本を研究とか言ってたくさん読んでるくせに。全く仕方ないわね。
僕はクミと同じ部屋にいるのが耐えられなくなり、ベッドからサッと降りてバスルームに入った。
シャワーを浴びながら、特に念入りに陰茎を洗いながら、クミの感触を忘れたくて、鈴音の感触を思い出す。
鈴音の、熱くて、みっしりとして、ニュルニュルの膣穴・・・あの腰の蠢き・・・あの日、初めて、彼女を剃毛した日のバスルームを思い出す。
僕の陰茎は鈴音を思い出して、また大きくなってくる。
クミは、僕がSEXが弱いと思っている。
鈴音との、果てしない快楽のやりとり、幾度も精を放つ僕、その僕を見たらクミはどんな顔をするだろう・・・。
確かに、僕はいつもSEXという行為を求め続けるようなことはない。エロスに興味はあるけれど、その行為がなくてもこれまではよかった。
でも・・・鈴音を知ってしまって、僕は彼女のことを思うと、常に発情したような、まるで思春期の少年のような下半身になるのだ。
他の女性では、全くそんなことはないのに・・・。
鈴音だけが、僕を昂らせる・・・。
僕がシャワーから出てみると、クミはもう、寝ているようだった。
僕はそっと、クミに背を向け、携帯を開いた。
鈴音からのメッセージが届いていた。
自分で弄って、いっちゃいました。
手がね、ふやけたみたいになっちゃったし、あそこもドロドロになっちゃったから、シャワーを浴びてきました。
僕の心が解ける。
ああ、指がふやけるほど、ドロドロに濡らしたのか・・・。