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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第19章 彼女しか昂められない


 僕は、トランクスから肉棒を引っ張り出し、右手でそれを握ったままの姿をクミに見られてしまう。



 だが、クミは何かを勘違いしたように、バスローブを脱いで、僕の上にまたがってきたのだ。



まったく、仕方ないわね・・・



あっ、やめてくれ・・・違うんだ・・・


 クミの淫部が僕の肉棒に張り付くように入ってこようとする。


何よ、私が帰ってきた時から、おったててたでしょ。久しぶりに会うからって、そんなに興奮しないでよ。させてあげるわよ。



違うんだ・・・



 僕は、クミを突き飛ばしたいような気持ちをグッと堪える。流石に突き飛ばすわけにはいかない・・・。


 クミの膣は、固く、あまり濡れてもいない感じで、薄い肉の骨盤が、コツコツと当たるような気がする。

 上に乗っているクミは、とても軽く、肉棒はただ擦られているだけのようだ。


 つい、僕は鈴音の感触と比べてしまう。
 あの、熱く、ぬちゅぬちゅとしながら、みっしりと肉で包み込んでくる膣穴・・・僕の上に乗った時の彼女の重み・・・その重みで僕の肉棒をすり潰しそうなほどの刺激・・・



 シャンパンで酔ったクミは、僕の反応なんて構わずに、腰を僕の上で振っている。




どう?久しぶりの妻の身体は?気持ちいいの?いっていいのよ??



あん、いいわっ、私もきもちいいわ・・・気持ちいいでしょう?久しぶりにみる私の身体も、綺麗でしょう?ジムに通って、あの頃と変わらないのよ。



 クミは、僕が、どんどん萎えてきていることにも気付かず、腰を振っている。



 乳房と言えるものはほとんどなく、小さく黒ずんだ乳首がついた胸。
 薄い身体。ゴツゴツした尻。



 何よりも、性の快感をわかっておらず、僕の上で気持ちよがっているけれど、多分、その気持ちよさは彼女自身はさほど感じていないのだ。



 自分を称賛させるためだけのSEX。

 そしてやっと、クミは、僕が萎えていることに気づいた。



 そして、彼女は、そこで、舌打ちしたのだ。



なによ・・・まったく・・・



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