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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第10章 会えない夜
楽しい気持ちになり、僕は自分のパスタを写真にとり、彼女に送る。
僕は、今から、食事です。
自炊ですか?すごい。美味しそう。
僕はパスタに合わせて注いだシャルドネを口に含みながら、微笑んでしまう自分がいる。
こんな普通のやりとりをしながら、この後、どんないやらしい話をできるのか、ワクワクしている自分がいる。
昨日の夜は、二人で初めての夜のことを思い出してやりとりをした。いやらしくて、幸せなやりとりだった。
彼女は、僕の肉棒が彼女の快楽のスイッチに触れる時の感触を、真面目な美しい言葉で、でもいやらしく伝えてくれたのだ。
そんな、やりとりをまた今日もできるのかと思うと、心が浮き立っている。
パスタを食べ終わって、もう一杯シャルドネを注いだところで、また彼女からメッセージが届く。
シャワーを浴びてきました。何をしてらっしゃいますか?
シャワー・・・その一言が僕をどれだけそそるか、彼女はわかっていて、それを送ってくるのか・・・。
僕は、少し、彼女を焦らしてみようかと思った。それが自分の欲望を焦らすこともわかっていながら。
食事を終えて、もう一杯、シャルドネを飲んでいるよ。
私は今から食事にします。週末も昨日も何も自炊できなかったので、冷凍しておいたラタトゥユです。シャルドネ、美味しそうですね。
鈴音は、飲まないの?
そうですね、何か飲もうかな。
普通の会話。普通の恋人同士のように。
でも、僕の頭の中は、彼女の姿でいっぱいだ。どんな部屋着だろう。
台所に、風呂上がりで立つ彼女は、どんな匂いだろう・・・。
彼女が台所で、そのむちむちとした身体を動かしていたら、僕は後ろから抱きしめてしまうに違いない・・・。胸を揉みしたいて、淫部に手を差し込んで・・・。
だめだな、焦らそうとして、自分が焦れてきている・・・。
自分の妄想を振り払って、彼女にまたメッセージを送る。