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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第10章 会えない夜
何飲むの?
赤ワインにしました。
飲みかけのがあるので。コスパの良いボルドーです。
彼女が、夕食の画像を送ってきた。
深めの皿に入ったラタトゥユと、バケット、赤ワインはちゃんと深めのボルドーグラスに入っている。
テーブルクロスや食器も、きちんとした感じが伝わってくる。
こんなにちゃんとしていて、中身はあんなにムッツリで、身体は感じやすくて・・・全く・・・、なんて素敵なんだろう。
僕は、裸の彼女とテーブルで、赤ワインを飲みながら、そのラタトュユを食べるシーンを妄想してしまう。
彼女の、プルプルのおっぱいがテーブルに載って。僕はその彼女のむちむちの太ももを左手で撫で回しながら、赤ワインを飲むのだ。
まいったな・・・。
僕は自嘲しながら、皿を洗った。
恋焦がれた女に妄想を抱き続ける少年のようだ。
週末に彼女を抱いてから、僕は、身体も少年のようだった。
これまで、年相応の翳りを見せていたと思っていた僕の下半身は、彼女のことを思うだけで、年を忘れたように勃起する。
彼女のことを妄想しながら、今も、僕の陰茎は硬くなっている。
皿を洗い終わり、さあ、彼女に何をメッセージで送ろうか、と思っていた時、彼女からのメッセージが届く。
今日も、ちゃんと、剃りました
そのメッセージを見て、僕は心臓の鼓動が早まるのを感じている。
ああ、僕との約束を守って・・・。そして、さっきまで普通の会話もしながら・・・それをいつ言おうか、焦れていたのか・・・?
僕は、彼女の中のエロスが求めているであろうメッセージを、浮き立つような思いで送る。
ちゃんと、見せてごらん。
僕はワイングラスに三杯目のシャルドネを注ぎ、台所に立って彼女の返信を待つ。
彼女からの返信が届き、それを開くと、おそらく彼女のドレッサーの前だろうか、水色のパイル生地のワンピースを捲って、下半身をあらわにした彼女の写真だった。
むちむちした太ももの奥に、淫部がある。そこには黒い茂みはなく、彼女の盛り上がった恥丘の肉の色が見えるだけだ。
そんな、パイル生地のワンピースで、パンティも履かずに僕の前に彼女がいたら・・・。
また妄想が浮かびつつ、もっと彼女を嬲りたくて、メッセージを送る。