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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第10章 会えない夜
彼女とお互いの瞳を見つめ合いながら、スローダンスを踊るように、ゆっくりと、腰を前後に動かし、徐々に高まってくる快楽を、少しずつ、少しずつ、味わっていく。
その時、彼女が呟いた。
あぁ、すごく、幸せ・・・。
僕の心臓が高鳴り、彼女の耳元に口付けながら僕も言った。
本当だ・・・堪らないね・・・心も、体も、こんなに満たされるなんて・・・。
僕が顔を上げると、彼女は真っ直ぐに僕の目を見ながら言ってくれたのだ。
好き・・・本当に、大好き・・・。
僕もだよ、、、。
優しく口づけを何度も交わし、囁くように、お互いの満たされた気持ちを伝え合い、手を絡めて繋いだまま、何十分そうしていただろうか・・・不思議な感触が僕を襲ってきた。
腰を激しく動かしているわけでもないのに、彼女の膣や子宮口が、今まで以上に蠢き始めた。彼女の体全体からエクスタシーの波が急激に盛り上がってくるようだった。
彼女の顔つきも、これまで見たこともないくらいの恍惚とした顔つきになり、喘いだ。
あっ、なんか、、、きちゃうっ・・・いきそうっ!
僕の快楽もそれに引っ張られる・・・引き摺り込まれる・・・
僕たちは一緒に叫ぶようにその高みを迎えた。
ぼくもだ・・・いこう、いょっしょに!
あっ、いっしょにっ!あん、いく!いくっ、ああっ!!!
長い快感だった。身体を快感の波が、何回も何回も、長いストロークで打ち寄せるのだ。彼女も一緒にその快感の大きなうねりを感じている・・・。
あはぁん、はあっ!ふぅ・・・あっ、あっ、くぅっ、あぁん、・・・あくうっ、、、。
僕は彼女と手を繋いだまま、何度もエクスタシーに身を震わせ、その度に深く子宮が収縮するからか、彼女の中で僕もペニスを震わせている。
寄せては返す波が少し収まってきた時、彼女の舌を優しく弄るようなキスをした。そのキスをしながら、また彼女の膣が収縮し、幸せな気持ちで蕩けそうな感触だった。
すごい・・・こんなの、初めて・・・
彼女の言葉に、僕は身の内が震えるようだった。
僕もだ・・・嫌らしくて、最高の身体を持った、僕のミューズだ・・・
僕は愛おしい鈴音を抱き寄せ、その頬に口づけした。
僕たちはあの朝の光の中で、ただ、ただ、幸せに包まれていた、