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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第10章 会えない夜
その発情を。彼女はまだ持て余しているのか・・・。
僕は電話で彼女に聞く。
今も、自分で、いじってるのかい?
あん・・・
彼女の吐息が返事だった。
僕はすっかり下半身を固くしている。
いつも、自分でいじるときは、どんな妄想をしていたんだい?ちゃんと、いつものように、自分でいじりながら、僕に教えてごらん?
僕はまた、彼女のいやらしい妄想を聞く。それは、僕の身体を何よりも焚き付ける。
彼女は、僕の言いつけを守って自分をいじっているからか、そのいやらしい声で、時々喘ぎながらこたえる。
あん・・・いつもは・・・ベッドの上で・・・部屋のカーテン、レースのカーテンだけにして・・・部屋を暗くして・・・
窓に向かって・・・弄ります・・・はぁんっ・・・
僕は、彼女を煽る。
外から、見られるかもしれないのに、そんないやらしいことをしてるんだね。なんて淫乱だ・・・。
あぁん・・・でも・・・レースでも、遮光カーテンだし・・・電気も消して・・・リビングのテレビしかついてないから・・・
僕の目に、カーテンが揺れて、その隙間から、テレビの明かりに浮かぶ彼女の白い肢体が見えるようだ。
遮光のレースカーテンをわざと選んでいる彼女のムッツリが可愛く、でも、頭に浮かぶ彼女のむちむちした身体が僕を興奮させる。
きっと、もっと、苛まれることを彼女も望んでいる・・・。僕は言葉を重ねる。
テレビは、わざとつけているんだね?
真っ暗じゃ、見てもらえないからね・・・見て欲しいんだね・・・。いやらしくて、どうしようもないね・・・。
あぁん・・・、でも、向かいは、〇〇銀行の、独身寮で・・・みんな、ほとんど、 窓は、開けないの・・・だから・・・
僕の下半身がグッと掴まれるような気持ちになる。
独身の、男たちの、寮に、見せつけるように、そこに向かって身体を開く鈴音・・・。
僕は、そんな彼女のエロスにものすごく興奮しつつ、一方でどうしようもないほど嫉妬もしていた。
僕がそんな自分の思いを整理できないでいると、彼女がその可愛い声で続けた、