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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第12章 僕の劣情
僕は、また、肉棒をつまみ出して擦り始めていた。
自分でもどうしていいかわからない。
彼女が他の男に貫かれることを想像すると、身を刻まれるように僕は嫉妬しているのに、彼女の身体に欲情する男たちのことを思うと、僕の下半身が沸るのだ。
彼女をいやらしく見つめる男たちの目を、リアルに妄想すればするほど。僕の欲情は止まらなくなる。
電車の中で、彼女の臀部を撫で回し、後ろからそっと乳首を摘んで、パンティも履かずに濡れ濡れになっているマンコに手を突っ込んだら・・・。
他の男たちの手も伸びてきて、彼女は弄り回されたら・・・。
ああ、でも、やっぱり最後に貫くのは、僕だ・・・僕だけ・・・。
鈴音・・・!
また、僕は、彼女の名前を呼びながら、果てていた。
いったい、僕は、どうしたのか。
彼女の家で、彼女の太ももで、あんなに精を放っておきながら・・・ こんな風に、立て続けに二度も・・・。
僕は、若い時に感じたことのある、立て続けに射精した後の、腰の気だるい感じを久し振りに味わいながら、ゆっくり目を閉じた。
目の裏には、彼女が浮かび、その姿には赤い紐が結ばれている。
ああ、明日・・・。
いよいよ、彼女を縛る。
でも、僕は、自分の中のぐちゃぐちゃの気持ちをまだ整理できずにいる。
僕は、朝が白むまで、ぐるぐると劣情と妄想の狭間で、彼女のことを考え続けた。