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コンプレックス
第4章 再会の夜

雅人は、改めて下着姿の星良を見た。
いままでAVやグラビアなどでしか見たことがなかった、
下着姿の女性が目の前にいる。
星良の眼の前で爆発しそうな雅人の股間が、ますますはち切れそうに膨らんだ。
「ヤりたい」
雅人は、星良の眼をまっすぐに見つめて言った。
雅人のその言葉を聞いて、星良の胸に嬉しさが込み上げた。
自分の姿を見て、男が興奮している。
自分を女だと認めてくれたのだ。
自分には、女性としての魅力がないのではないか、と思っていた。
ずっとそれがコンプレックスだった。
部活の友だちや、大学の友だちのほとんどに彼ができるなか、
星良だけが取り残されて、恋人をつくることができなかった。
これまで仲のいい男友だちは何人かいたが、恋愛に発展することはなかった。
誰にも自分のことを、女として――恋愛対象として見てもらえなかった。
そのことがトラウマのようになって、
いつしか恋愛感情を抱くことに臆病になっていた。
だが、いま眼の前に、幼馴染の雅人がいる。
しばらく疎遠になっていて、存在すら忘れそうになっていたが、
思い返せば雅人とはいつも一緒だった。
これまで雅人に恋愛感情など抱いたこともなかったのに、
不思議といまは雅人のことが愛おしいと想ってしまう。
「わたしも、したい」
星良の欲望のダムが、決壊した。
いままでAVやグラビアなどでしか見たことがなかった、
下着姿の女性が目の前にいる。
星良の眼の前で爆発しそうな雅人の股間が、ますますはち切れそうに膨らんだ。
「ヤりたい」
雅人は、星良の眼をまっすぐに見つめて言った。
雅人のその言葉を聞いて、星良の胸に嬉しさが込み上げた。
自分の姿を見て、男が興奮している。
自分を女だと認めてくれたのだ。
自分には、女性としての魅力がないのではないか、と思っていた。
ずっとそれがコンプレックスだった。
部活の友だちや、大学の友だちのほとんどに彼ができるなか、
星良だけが取り残されて、恋人をつくることができなかった。
これまで仲のいい男友だちは何人かいたが、恋愛に発展することはなかった。
誰にも自分のことを、女として――恋愛対象として見てもらえなかった。
そのことがトラウマのようになって、
いつしか恋愛感情を抱くことに臆病になっていた。
だが、いま眼の前に、幼馴染の雅人がいる。
しばらく疎遠になっていて、存在すら忘れそうになっていたが、
思い返せば雅人とはいつも一緒だった。
これまで雅人に恋愛感情など抱いたこともなかったのに、
不思議といまは雅人のことが愛おしいと想ってしまう。
「わたしも、したい」
星良の欲望のダムが、決壊した。

