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最後の大人の夏休み
第2章 2022.7.19
朝、仕事へ行く彼を玄関でもう定型文となっている言葉を交わしてお見送りする。

まだ待ち合わせ時間まで十分時間がある。
なんとなく、なんとなくだけど、朝シャンしてみる。医療脱毛後でほぼ生えてないはずだけど、全身の毛も剃ってみる。時間はたっぷりあるしなーとか頭で考えながらスクラブなんか使っちゃってみたりする。
その後、化粧するのも、服を選ぶのも、付き合いたてに彼氏としてたデート前みたいな気持ちになっている。
そうだ、女をするってこういうことだ。
そして靴を選ぶ段階で気づいた、彼氏は高身長だからヒールがない靴が、ほぼない。今日のお相手は171センチ。靴箱の後ろの方から出てきたペッタンコサンダルを久しぶりに履いてみて、全身準備完了。

そわそわしちゃって少し早めに家を出た。待ち合わせ場所でスマホを操作しながら相手を待つ。そういえばどんな顔だっけ、とフと思い、アプリで相手の顔を確認して気づく。待て待て、お相手23歳じゃないか。人生26年間、年下とお付き合いした経験がないどころか、恋愛対象として年下は全く守備範囲外。しかも3歳も下。私どんだけ酔ってたんだと少し自分を責める。まさか、年下って今気づいたんです、さようなら!とは言えないし、しょうがない。別に恋愛するわけじゃないし。とかなんとか脳内論争していたら、着信。

「今着いたんですけど、どこにいますか?」

えーっと、と自分の場所を言おうとしたところで、電話をかけながらキョロキョロしてる男性が目に入る。そのまま近づき声をかける。
簡単な挨拶を交わした後、
「写真と全然変わんないですね。」
と思わず言ってしまった私の言葉に、そうですか?と嬉しそうな笑顔。
肌がとっても綺麗な二重で目が細めな可愛い子ってかんじだ。可愛いって思ってる時点で年下を気にしているけど、その感情は今は無視。
お名前はダイキくん。
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