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コールガール
第1章 ロストバージン
でも、しばらくして情さんと会えなくなった。
どうしたのかな。
教えて貰った連絡先も、繋がらない。
私は、何となく。初めて二人が出会った店に、入ってみた。
その時、身に覚えのある背中を見つけた。
「情さん!」
慌てて情さんが座っている席の、目の前に行く。
「あ、礼央奈。」
「もう!あ、礼央奈。じゃない。」
私は情さんの向かいの席に座った。
「どうして、連絡くれなかったの?」
「ごめんごめん。俺、仕事不規則だから、あんまり電話すると迷惑かなって思って。」
「何時でもいいから、連絡ちょうだいよ。情さんの声が聞きたいから。」
「えっ……」
情さん、食べている冷麺の箸が止まる。
どうしたのかな。
教えて貰った連絡先も、繋がらない。
私は、何となく。初めて二人が出会った店に、入ってみた。
その時、身に覚えのある背中を見つけた。
「情さん!」
慌てて情さんが座っている席の、目の前に行く。
「あ、礼央奈。」
「もう!あ、礼央奈。じゃない。」
私は情さんの向かいの席に座った。
「どうして、連絡くれなかったの?」
「ごめんごめん。俺、仕事不規則だから、あんまり電話すると迷惑かなって思って。」
「何時でもいいから、連絡ちょうだいよ。情さんの声が聞きたいから。」
「えっ……」
情さん、食べている冷麺の箸が止まる。