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木の実を集めて君にあげる
第4章 瑞樹ちゃんとのキス
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2週間後に、グループLINEに連絡が来た。
紘子ちゃんからで、
実行委員会やろうと言ってる。
これだよ、これ。
この連絡を待ってたんだよ。
旅行から戻ったばかりの高橋は、
「俺、無理。
眠いし」と電話でぼやいていたけど、
そんなことで瑞樹ちゃんに会えるチャンスを逃す訳にはいかないから、
取り敢えず、高橋の家から近いトコで会おうと言って、
いそいそと瑞樹ちゃんのマンションまで迎えに行くことにした。
助手席に瑞樹ちゃん…と思ってたのに、
隣には当たり前のように、紘子ちゃんが座ってしまった。
こいつ、昔からお喋りだったよな。
そのくせ、高橋にダンゴムシ、押し付けられて泣いてたし。
でもって、
大人しいと思っていた瑞樹ちゃんが、
高橋のこと、叱って、
そのダンゴムシ、逃がしてあげたりしてて、
びっくりしたからな。
なんてことを思い出しながら、
何度もチラチラとミラー越しに瑞樹ちゃんを見てしまう。
目が合うと、
少し困ったような顔をして俯いてしまうけど、
まあ、こないだちょっと強引だったからな。
紘子ちゃんが、
久し振りにドルフィンに行きたいと言うから、
「高橋にLINEで知らせてやってよ」と頼んで、
僕も久々にドルフィンに行った。
キーを渡して駐車を任せて3人で店に入って、
ソーダ水を飲みながら高橋を待った。
紘子ちゃんからで、
実行委員会やろうと言ってる。
これだよ、これ。
この連絡を待ってたんだよ。
旅行から戻ったばかりの高橋は、
「俺、無理。
眠いし」と電話でぼやいていたけど、
そんなことで瑞樹ちゃんに会えるチャンスを逃す訳にはいかないから、
取り敢えず、高橋の家から近いトコで会おうと言って、
いそいそと瑞樹ちゃんのマンションまで迎えに行くことにした。
助手席に瑞樹ちゃん…と思ってたのに、
隣には当たり前のように、紘子ちゃんが座ってしまった。
こいつ、昔からお喋りだったよな。
そのくせ、高橋にダンゴムシ、押し付けられて泣いてたし。
でもって、
大人しいと思っていた瑞樹ちゃんが、
高橋のこと、叱って、
そのダンゴムシ、逃がしてあげたりしてて、
びっくりしたからな。
なんてことを思い出しながら、
何度もチラチラとミラー越しに瑞樹ちゃんを見てしまう。
目が合うと、
少し困ったような顔をして俯いてしまうけど、
まあ、こないだちょっと強引だったからな。
紘子ちゃんが、
久し振りにドルフィンに行きたいと言うから、
「高橋にLINEで知らせてやってよ」と頼んで、
僕も久々にドルフィンに行った。
キーを渡して駐車を任せて3人で店に入って、
ソーダ水を飲みながら高橋を待った。
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