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冬物語 〜ドSな彼氏は私の後輩〜
第1章 冬華とお漏らし
「そんな事より、大丈夫ですか?」
「う、うん、ごめん……やっぱり、ビックリしちゃって……も、もう一回……」
「ダメです、今日はやめましょう。無理しちゃダメです。」
「うん……ご、ごめんね……」
あからさまに落ち込む冬華。冬馬が優しく続ける。
「何も、おしっこを飲む事が愛情表現の全てではないんです。冬華さんには冬華さんの愛情表現があります。僕はそれで十分です。」
「うん……」
沈黙が走る。
「ふぅ……とりあえず、口を濯ぎましょう?立てますか?」
「うん……」
冬馬に手を引かれ、冬華がシャワーの方にゆっくりと歩み寄り、カランから水を出そうとレバーを下げる。
「キャッ!」
「うわっ!」
二人に、大雨のようなシャワーが降り注ぐ。
「冬華さん、レバー、それじゃないです!」
「えっ!?えっ!?」
慌てて捻り直す冬華。水の勢いは更に増す。
「ちょ、ちがっ……」
冬馬が急いでレバーを戻す。
「……」
「……」
「……はは……あはは……あはははは!」
「あはははは!」
「ごめん、冬馬くん、間違えちゃった!」
「全身ずぶ濡れですね。まぁ、服を洗う手間が省けて、良しとしますか。」
「そうだね!」
「そうだねじゃないです。」
ムギュッと、冬華の柔らかな頬をつねる冬馬。
「ほへんらふぁい」
「ははは……冬華さん」
「ふぁい?」
チュッ……
「大好きですよ。」
「……私も。」
二人の体から、ポタポタと、慈愛の雫が滴り落ちる。
fin
「う、うん、ごめん……やっぱり、ビックリしちゃって……も、もう一回……」
「ダメです、今日はやめましょう。無理しちゃダメです。」
「うん……ご、ごめんね……」
あからさまに落ち込む冬華。冬馬が優しく続ける。
「何も、おしっこを飲む事が愛情表現の全てではないんです。冬華さんには冬華さんの愛情表現があります。僕はそれで十分です。」
「うん……」
沈黙が走る。
「ふぅ……とりあえず、口を濯ぎましょう?立てますか?」
「うん……」
冬馬に手を引かれ、冬華がシャワーの方にゆっくりと歩み寄り、カランから水を出そうとレバーを下げる。
「キャッ!」
「うわっ!」
二人に、大雨のようなシャワーが降り注ぐ。
「冬華さん、レバー、それじゃないです!」
「えっ!?えっ!?」
慌てて捻り直す冬華。水の勢いは更に増す。
「ちょ、ちがっ……」
冬馬が急いでレバーを戻す。
「……」
「……」
「……はは……あはは……あはははは!」
「あはははは!」
「ごめん、冬馬くん、間違えちゃった!」
「全身ずぶ濡れですね。まぁ、服を洗う手間が省けて、良しとしますか。」
「そうだね!」
「そうだねじゃないです。」
ムギュッと、冬華の柔らかな頬をつねる冬馬。
「ほへんらふぁい」
「ははは……冬華さん」
「ふぁい?」
チュッ……
「大好きですよ。」
「……私も。」
二人の体から、ポタポタと、慈愛の雫が滴り落ちる。
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