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not erotic love stories
第26章 テレフォン・クラブ:雨宿り(第三話)薄くなった男
思ったよりも丁寧で優しい口調だった。

男は少し緊張を解いて、案内されたボックスに入った。

ユニットバスのような小さな部屋には電話とビデオ付テレビが置いてあった。
その隣のティッシュの箱が淫靡な想像をかき立てる。
 
ふと前を見ると、壁に色々な注意文が書いてあった。
そこには店外デートはするなとか、売春目的の約束はするなとか書いてあった。
 
そして楽しく会話するには明るい口調で話し、あまりエッチな言葉をつかったり、ガツガツした様子をみせてはいけない等とあった。
 
男はそれもそうだと思い、逆にいつもの自分を変えられておもしろいと感じた。

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