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not erotic love stories
第26章 テレフォン・クラブ:雨宿り(第三話)薄くなった男
「テレクラって初めてなんだ。よく・・・ 電話するの?」

「うーん。たま・・・に、ね」
女はだるそうに答えている。

男はとにかく話を盛り上げようと、必死に努力していた。

「エーッでもラッキーだったなー。初めての人がこんなカワイイ声の人で・・・。
失礼ですが、お幾つですか?」

見合いしてるんじゃネーぞ、と自分に突っ込みながら、男はまるで仕事をしているような気分になってきていた。

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