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マッスルとマシュマロ
第16章 熱


 普段の宏樹なら、そこまで踏み込めば華が怯えることも、このジムから去ってしまうこともわかるはずなのに、熱にぼうっとした身体で、さっきの華の剃毛の話に気持ちをかき乱され、抑えが効かなくなっていた。



 そして、指を、その華の入り口に添えた、



 その刺激で、華は腰を引く。立ち上がろうとしても、大きく開いた膝の間に宏樹が身体を入れていて、立ち上がることもできない。


 宏樹はそんな逃げようとする華の膣穴に、中指の第一関節まで入れる。



「いやっ・・・」



 華は小さく声を上げる。

 それに宏樹が答えるように、その指をクチュクチュと動かした。



「いやっていいながら、濡れてますよ・・・?」



 宏樹は、中指の第二関節まで指を入れる。

 華は、思わず膣穴を締めた。



(なんて締まりだ・・・。これで、毎晩、夫を喜ばせているのか・・・。)


 羨望と嫉妬で、宏樹は、その中指をまた出し入れする。


 華は毎朝いじってくれる夫の指を思い出す。


 もっと拒むべきなのに、立ち上がることもできない。


 逃げようと身体を蠢かすと、宏樹の指が一段と膣穴で動き回るようで、自分で腰を揺すっているような気持ちになってしまった。



私・・・また・・・先生の指に感じてしまうなんて・・・?


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