パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第17章 自宅

　華は、宏樹に胸元に顔を寄せられて、びっくりしたが、自分の胸に当たる宏樹の頭部の熱さにはっとし、冷たくて気持ちがいいのなら・・・と全く抵抗する気など無くなってしまった。

　そして逆に宏樹に身を寄せ、宏樹の頭を抱いてやる。



　宏樹は完全に華の胸に顔を埋め、その腕は、華の背中に回された。



　宏樹の熱を持った腕は、華の柔らかな腹部から背中の肌の冷たさを心地よく感じている。



「冷たくて、柔らかくて、気持ちいい・・・」



　宏樹がぼんやりと呟き、毛布の中から、足を伸ばして、華に絡めてくる。

　華は、宏樹の身体が冷えるのでは、と、自分からその毛布に入る。



　すると宏樹は、華の胸に顔を埋めたまま、おねだりをするようにつぶやいた、


「足も・・・」


足も冷たくしたいのか・・・



　華は、ためらったが、宏樹の身体のあまりの熱さにかわいそうになり、毛布の中でスパッツを脱いだ。




　スパッツの下は下着もつけていないのに・・・。