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第17章 自宅

　宏樹は、その熱を持った足を、華の足の間に入れ込む。

　柔らかで冷たい太ももに、自分の太ももが包まれ、熱で燃えるような体に心地いい。



　熱でぼんやりしながら、宏樹は駄々っ子のように言う。


「上も脱いで・・・もっと冷たいところ・・・僕にあてて・・・」



こんなに、朦朧とした顔をして・・・かわいそうだわ・・・。



　これは看病だから、と言い訳するような気持ちが、華を大胆にする。

　華は上のブラトップも脱いだ。もう、何一つ身につけていない、裸で、宏樹をその胸に抱いた。



　ふわふわ乳房が、宏樹の顔を包む。
　華の腰に回した腕には、その脇肉から背中の柔らかく冷たい感触があり、太ももも、みっちりした肉に包まれている。



もっと、この、柔らかくて、冷たい肌に触れたい・・・。



　宏樹は、自分の服も脱ぎ始め、裸になった。
　そして、華をその腕に抱く。



「後・・・向いて・・・」



　宏樹に言われ、華が宏樹に背中を見せるように寝返ると、宏樹は後ろから華を抱きしめ、ぴったりと身体をくっつけた。