この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
マッスルとマシュマロ
第2章 疼き


朝、5時。

 アラームで目を覚ますと、隣のベッドに寝ている夫も起き出す。


 夫はベッドサイドに置いていた遠近両用の眼鏡をかけ、タブレットを見始める。


 華は、夫の眼鏡をかけた姿が好きだった。


 細く通った鼻梁と、目尻の深い皺。豊かなグレイヘアが寝起きで少し乱れ気味なのも素敵だ。

 そんな夫の姿を盗み見ながら、寝室の横についた夫婦専用の浴室に先に入り、湯を張る。




 夫が入ってきて、服を脱ぎ、歯を磨き、用を足す。

 華はその間に、夫のタオルと着替えを置いておく。



 自分は階下に下りて、朝食の準備をする。

 出汁やある程度のおかずは昨晩から用意している。

 おひたしや、漬物を小皿によそい、時計を見ると5時15分になった。炊飯器を開け、米が炊き上がっているのを確認し、それを一旦混ぜておく。



 そして、もう一度浴室に入る。

 夫が湯船に浸かっているのをみて、華も服を脱ぐ。


 若い時から、ぽっちゃりとしていたが、息子を産んでから一段と肉付きが増してきた。


 髪を結び、その身体を恥じらうように浴室に入り、簡単にシャワーを浴びる。


 夫はそれをじっとみている。



 華がシャワーを浴び終わると、夫は湯船から上がり、華のそばに立つ。



 そして、無言で華のたっぷりとした胸を持ち上げながら、冷たい声で言う。



「相変わらず、白くてむちむちだな。」



 それは、揶揄のようでもあり、でもその手の優しさは賞賛のようでもあり、どちらかわからないまま、華は毎朝ドギマギするのだ。


 そして乳首だけを人差し指の爪を立てながら弾く。


 華の乳首は、息子が二つになるまで授乳をしていたためか、大きく、茶色だ。


 でも、感度は良く、夫にそんなふうに弾かれるとすぐに立ち上がり、華自身も身体をくねらせてしまう。

 華が感じて腰をくねらせるのを見計らったように夫が言う。



「座りなさい」

/427ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ