この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
マッスルとマシュマロ
第31章 二組の約束


 その時、理人が楽しそうに大きな声で久美にねだるように言う。




「そうだ、久美さん、今度のトレッキングのトレーニング、宏樹さんと平井様も呼びません?」



久美は、宏樹と華を交互に眺めながら考えている。


「そうね・・・|

「いいですよね、何部屋もある別荘なんでしょ?」



 甘えたように言う理人に、仕方がないな、という雰囲気で久美が今の会話を説明してくれる。



「来週の週末、うちの親の別荘の近くが、紅葉の綺麗なトレッキングコースがあるのよ。



 トレーニングを兼ねて、そこに一泊2日で行こうかって。」




華と、一泊2日で?
しかし、家庭があるから無理なのか・・・。



「平井さん、どう?」

 久美が聞くと、華は、少し躊躇いながら、答えた。




「普段は、家族がいるので、週末はダメなんですけど・・・ただ、その週末は、息子も合宿で・・・夫も出張で、いないの・・・」



 宏樹は一瞬息を呑む。


/427ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ