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マッスルとマシュマロ
第36章 離れられない恋


「そんな・・・」




 正弘は、泣きたいような、でも、逆らえない竜馬に求められる被虐で、胸が高鳴るような、そんな気持ちになっていた。



「ほら、この女がして欲しがってるぞ。早く犯してやれよ。」



 その日、本当は休みの週末だったが、先月会った時に、この週末には隣の県で学会があるから抜け出せばゆっくり会えるかもしれない、と言った竜馬の言葉に縋るように、正弘はその地で開催されるさほど重要でもないリサーチャーの発表会に来ていた。


 結局、昨日の夜、何の連絡もしてこなかった竜馬だったが、日曜になり、都心のホテルに来ないか、と、昼過ぎに急に誘ってきたのだった。



 正弘は、その誘いで、一瞬の躊躇いもなく、その日の午後の予定をキャンセルし、都心に戻った。



 そんなふうに竜馬が呼んでくれれば、すぐに駆けつけてしまう自分は、あの頃と何も変わらないな、と可笑しくなってくる。


 竜馬が告げたホテルの部屋に入ってみると、竜馬はソファに座り、既に酔っているようだった。


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