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マッスルとマシュマロ
第36章 離れられない恋
竜馬がベッドに近づいてきて、力任せに女の乳房を掴んだ。
「いやぁんっ!!」
女は、嫌と言いながら、その身体をのけぞらせた。
竜馬は、固まったようにその女の異常な姿を見ている正弘の横に、自分も膝立ちになると、急に正弘の尻を撫で回し、その割れ目に指を入れた。
「あっ・・・」
正弘が怯むように腰を引くと、竜馬が正弘の耳元に口を寄せ、その耳朶を柔らかく唇で噛みながら、囁いた。
「お前が初めての時も・・・いやだ、やめてって言いながら、もだえたじゃないか・・・」
正弘の中にその時の快感が蘇る。もう、何十年も前なのに、あの晩、いつもよりも深く自分を弄り回す竜馬の指に、怯えながら、でももっと奥までたどり着いて欲しくて、体の奥がもどかしくなった、その感覚が蘇ったのだ。
竜馬は、右手で女のバイブを、左手で正弘の尻穴をこねくり回しながら、耳をいやらしく舐め回し、なおも正弘を唆す。
「ほら、それと同じだ・・・嫌だと言う羞恥と、それに抗えないほどの快感・・・それが、興奮するだろ・・・?」
正弘の体は、また竜馬の指に反応して、クネクネと腰を動かす。