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第41章 欲望に呑まれる

　宏樹は、更に中指を、グッと膣の中に突き入れてやった。



　その刺激に、華は内股をグッと締め込み、手の中にある宏樹の陰茎を握りしめてしまう。




　その動きで、太ももに引っかかっていたパンティがするりと足首まで落ちた。



　華は、むしろそれを喜ぶように、脚をパンティから抜いて、床に脱ぎ捨ててしまった。




そして、一層、足を開く。



ああ・・・私・・・なんて、いやらしいの・・・でも・・・止まらない・・・



　華の腰の動きが増してくる。



「んんっ、ふっ・・・」



　その漏らす息も増してきて、何より、陰茎を握る手の力を増しながら、その手を上下に動かされて、宏樹はたまらなくなってくる。




でも・・・きっと、朝の剃毛がなかったということは、夫の愛撫を受けていないということだ・・・。
今朝の、一番初めのエクスタシーは、俺が与えてやろう・・・。




　宏樹はそう決めて、中指を更に奥に入れ込み、親指でクリトリスを弾きながら、右手で乳房も揉みしだいた。