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マッスルとマシュマロ
第43章 竜馬の闇
「ああっ・・・竜馬さんっ・・・!」
何度目だろう・・・また、正弘は、大きく足を持ち上げられ、一番好きなところに肉棒をあてがわれて、乳首をいじられながら、精を漏れこぼして、身体を痙攣させた。
荒く息をしてぐったりとした正弘の髪を撫でてくれながら、竜馬は何も言わずに横になる。
また、あの、闇を抱えた目で天井を見つめる竜馬に、正弘は、もう一度聞く。
「何か、あった・・・?」
竜馬は天井を見つめたまま、呟くように話し始めた。
「俺は、どうやら、捨てられるらしい・・・昨日の師長が、教えてくれたよ・・・。」
無頼を気取ったように、「また抱いてやるよ」と言った竜馬に、欲望を解き放ってスッキリした顔の師長は言い放ったのだ。「あなたとは、もう仕事場では会わなくなるでしょうけど、また会ってあげてもいいわよ。」
どういうことかと問いただすと、竜馬の妻は、自分よりも一回りも若い医師と再婚をしたがっているらしく、もう次期院長として、病院内を連れ回っているという。