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マッスルとマシュマロ
第5章 自慰
夫が、他の女の腰に手を回しているのを見た次の日の朝も、夫は変わらず、華を朝のバスルームで無言で剃毛し、弄った。
ただ、華は、昨日のことがショックで、いつもよりも身体を開けずにいた。
夫はそんな華の体の変化に気付きもしないように、また股間に指を這わせる。
華は、夫に弄られながら、あのモデルのような女性にも、こんな指でこんなふうに触れているのかと、悲しい気持ちになってくる。
でも、夫の指がクリトリスに触れると、華の心とは裏腹に、身体は反応してきた。
そして、華は、その指の動きで、前日の痴漢を思い出していた。
夫の無機質な愛撫とは違って、あの指は、どこか優しく、愛おしむように撫で回してくれた。そして、その後たくましく、クリトリスも、とても素早い動きで責め立ててきた。
何より、あの、太腿に擦り付けられた、硬くて太いもの・・・。あれが入ってきたら・・・。
そんな華の妄想にシンクロするように、夫の指が華の膣穴に入ってくる。
「あんっ・・・」
華は思わず声を上げる。
その時、脱衣所から、夫の携帯のアラームが鳴った。
夫は、何事もなかったように、自分の指と華の股間にシャワーを当てる。