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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第95章 ペニスの味(アズート)
「あふぅっ・・・・あああ・・・はぁっ・・」
ルナの表情が生き生きと輝きだしていく。

(あああ・・・おい・・しい・・・・)
目をしっかりと開けてコックを見つめた。

(ああ・・・・わ、私・・・・)
その時、ルナは自分の行為をハッキリと意識した。

(司教様のペニスを・・・)

赤黒くたぎるコックに白い指を絡ませている。
悩ましい匂いに睫毛のカーブを作り、再び顔を近づけていくルナだった。

(ああ・・・この・・匂い・・・)
無為意識に舌を伸ばした。

「そう・・・・舌で愛撫しなさい、ルナ・・司教様がお喜びになるわ」

(司教様が・・・お喜びに・・・)

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