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合法的身体検査
第16章 2年2組 逢坂 楓

楓ちゃんは
ついでに…と婦人科測定を希望していて

学校での測定ではなく
器具が整う病院でとの指示があった。


時間になり
そわそわしながら病院にきた楓ちゃんは

所謂、黒ギャルに分類される女の子

身長は大きくはなく
だからといって小さすぎることもなかった。


「え?女医さんじゃ…?」

「小さい病院なんだ。受付から会計まで俺が全てしてるんだよ」

おっぱいはといえば
あれは大体…Cカップぐらいはあるだろうか?

「今日は、基本の測定と婦人科検診をしたらいいんだよね」

「女医さんじゃないなら…したくない」

「俺は頼まれて無償でしてるだけだから。ほか行ってこの検診は額がすごいだろうね」


しばらく間が空いて
楓ちゃんは、仕方がないと悟って黙った。

「…服のままでいいんですよね?」

「何をゆってんの?下着姿だよ。体重も測るから軽いほうがいいでしょ」

周りをキョロキョロ…

「下着姿なんて…」

「逢坂さん以外は、協力的でスムーズに健康診断に参加してくれたよ」


こういうタイプはもう手慣れたもんだ。

「……でも、男の人…」

「学校じゃなくてよかったね。学校でゴネてたら…先生方に怒られてたよ?」
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