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愛妻を抱かせる
第6章 妻の献身
カズオの妻のお尻に腰を打ち付ける音と速さが

クライマックスに差し掛かってきたようだ。

それに合わせて妻の声も喘ぎ声なのか叫び声なのか

分からないほどに狂気の様相を呈した。

妻の秘裂を打ち壊さんばかりの勢いで突き上げているのだろう。

2人は同時に登り詰めたのだろうか。

鼓膜に余韻を残しながら無音の中、天井から一雫、

湯船に波紋をかたどった。

妻も絶頂を見たのだろうか。

少しぬるめの湯に浸かって、缶ビール片手に

充血した肉棒を握りしめていたが、

かろうじて射精は我慢した。

これ以降の妻のショーを萎えた状態では

勿体無いから。

程なくして、妻とカズオが風呂場に入ってきた。

2人は私の存在に気づいていないかのように振る舞っていた。

しかし妻は確実に私に見せるために意識しているのもわかった。

妻がカズオの身体を丁寧に洗い始めたのだ。

カズオの身体をシャワーで満遍なく濡らせたあとに、

ボディーソープを手に取り、カズオの背中にそれを塗りつけると

優しい手つきで撫でるように労わるように少しずつ

泡立てていった。

「綺麗に洗おうね。気持ちいいね…」

何があったのだろうか。

子供をあやすような穏やかな声かけを、私も心地よく聞いていた。

「汗いっぱいかいたね…すごく頑張ったもんね。

気持ちよかったよ…ありがとうね。」

妻とカズオは向かい合って見つめあっている。

何があってそうなるのか理解できないでいた。

妻の感情が理解できない。妻の好みではないのに、

なんでそんなに優しくできるのか。

でも、改めて妻の懐の深さを思い知ることになる。

数分前に射精したばかりの弛緩した男根は、みるみる逞しさを

取り戻した。

「カズオちゃんすごいよ。元気だね。」

「アズサさんがめっちゃかわいいから…

すぐいっちゃってごめんなさい。次はもっと頑張ります。」

カズオは一人で先に昇り詰めたことを詫びたのだろう。

妻はまだ満足していないわけだ。

「そんなこと気にしなくていいんだよ。たくさん出てたね。

嬉しいよ…ワタシもすごく気持ちよかったよ。

すごく激しくて…強い男の子なんだよね。

カズオちゃんのぼくちゃん、気持ちよくしてあげるね…」













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